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【金融】外資系金融機関、日本で更なるリストラの可能性--日本を素通りして香港や上海などに投資

あれだよ

ザックリ言えば

HFを作るってことだと思うけど

アメの金融植民地である日本が

そんなことできんだろ

しかも今の首相は菅だし

絶望的



以下引用>>

外資系銀行や証券会社が日本で追加的な人員削減を実施する可能性がある。
一部の大手外国金融機関が、収益性の低い日本法人でリストラを検討しているほか、
日本の人員枠を他のアジア地域に振り分ける動きなどが出ているためだ。

国内外金融機関の人材紹介を手掛けるエグゼクティブ・サーチ・パートナーズの
調査によれば、外国の銀行、証券、プライベート・エクイティ、ヘッジファンド、
資産運用、不動産投資会社は6月末までの約2年間で既に約5000人を日本で削減。
低収益の部門などでは、さらなる削減に踏み切る公算があるという。

外資系金融機関は2008年秋のリーマン・ショック以降、日本で人員を削減して
きたが、新規株式公開(IPO)やM&A(合併・買収)助言ビジネスの規模が
他のアジア諸国に比べて小さいことなどから、この傾向はしばらく続きそうだ。
一方で、外資勢は米国などでの採用を活発化させている。

エグゼクティブ社の小溝勝信代表取締役はブルームバーグ・ニュースの取材に
「外国銀行には採用凍結やさらなるリストラを検討しているところがある」と
述べた。その上で、「私が懸念し警鐘を鳴らしたいのは、外国資本が日本を
リスクを取るに値しないと素通りし香港や上海、シンガポールに投資しつつある
ことだ」と語った。

■中国、世界最大のIPO市場に

ニューヨークに拠点を持つ調査会社のフリーマンによると、世界の金融機関の
投資銀行部門の2010年1-6月の総手数料収入は前年同期比7%増の371億ドル
(約3兆2000億円)。このうち約半分が米国市場での取引から発生しており、
日本は4%程度だという。中国、香港市場ではその間に倍増した。

中国では7月に中国農業銀行が香港市場などで約208億米ドル(約1兆7880億円)
の新規株式公開を実施するなど、世界最大のIPO市場になりつつある。同案件の
引き受けには中国国際金融(CICC)とドイツ銀行、ゴールドマン・サックス、
JPモルガン、豪マッコーリー・グループ、モルガン・スタンレーなどが携わっている。

また、ブルームバーグ・データによれば、今年これまでの日本企業関連のM&Aは
1283件と、中国・香港関連の2036件の半分程度、金額ベースでも日本は675億
ドルと中国・香港の約半分にとどまる。株式の引き受け、M&A業務ともに中国
・香港は外国銀行にとって魅力的な市場と言え、フィーや主幹事獲得をめぐる競争
が激しくなっている。

エグゼクティブ社によれば、外資系金融は08年3月末から10年6月末までに
日本で4757人を削減し2万3724人となった。各社の報告書によると、ともに
1000人超の従業員を抱えるバンク・オブ・アメリカ、JPモルガン、モルガンSは
08年3月末からの2年間で数百人規模、率にして16-24%の人員を削減した。

小溝代表は、「外国銀行の日本市場へのコミットメントが低下すれば『もの作り
日本』に代表される日本企業へのリスクマネーの供給が減り競争力が低下する」と
指摘する。その一方で「日本の金融機関が収益力や資本力を強化してグローバルに
通用するノウハウを蓄積するなど、独自性を持った『日本版投資銀行』の確立が
急務だ」と述べた。

◎ソース
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920009&sid=aIV7UfQCxKBQ
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