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国内株式市場見通し:積極的な上値追いは期待薄、閑散下で個別物色の展開へ

実際問題この円高が


どうにかならんといくら


企業単体ががんばっても


利益を吸い取られていくだろうね


どうにもならんよ


円高がこんだけヒドイと


アメが今度$ジャブしたら円も刷り倒しちゃえよw



以下引用>>

■外部環境は逆風続く
8/9-13は薄商いのなかで、神経質な地合いが一段と強まりそうだ。投資家によるリスク回避志向が根強いなか、積極的な上値追いは期待しづらい半面、下値警戒感は引き続き残るものと想定する。一方、見直し買いを中心に個別銘柄への物色意欲が強まる展開にも期待したい。

10年4-6月期の経常利益の通期予想に対する進捗率は、全体の6割程度が基準となる25%を上回ったものの、その殆どは自動車、電機、精密などの輸出関連セクターが占めている。主力企業の多くは4-6月期決算を経て想定為替レートを円高方向へ修正しているが、足元の相場水準である1ドル=85円処レベルまで変更した企業はごく一部にとどまっている。

こうしたなか、前週末6日発表の米7月雇用統計の悪化を受け、米連邦準備理事会(FRB)が10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で住宅ローン担保証券(MBS)の償還資金を米国債やMBSの購入に充てる政策について議論するとの観測が強まった。為替市場では一時1ドル=85円02銭と、09年11月27日以来となる円高・ドル安水準をつけた。重要な節目水準では踏みとどまった格好だが、円高の長期化観測が強まる公算は大きいと考える。

足元は心理的節目とドバイショック時の節目が意識されるものの、さらにドル安・円高が進む場面では相場が走りやすい位置関係とみられ、政府が為替介入を匂わすなどの対応が必要となるだろう。

また、先週は国内長期金利の指標となる10年物国債の利回りが7年ぶりに1%を下回ったことを受け、「債券先物買い-株価指数先物売り」の流れが続くことも警戒される。欧州資産査定(ストレステスト)の公表後は、社債スプレッドやCDSスプレッド等のリスク許容度が改善しているとはいえ、市場の主流は米国経済指標を中心とする悪材料探しに傾いており、投資家によるリスク回避志向は続くと考える。当面は神経質な相場展開が継続しそうだ。

■指数の下値警戒は継続しそう
8/2-6は日経平均オプションの9500円プットの新規建てが目立った。VIX指数が20台前半の低水準にあるなか、全般の相場観は、25日移動平均線(9496円処)近辺での底堅さが当面続くとの相場観に傾いたもようだ。一方、8/9-13は夏期休暇シーズンに伴う薄商いが全般に見込まれており、「13日の金曜日」にはオプションSQ算出日を迎える。指数先物に振り回されやすい地合いが一段と強まりそうななか、円高を嫌気した売りから25日線移動平均線を下回ると、ドバイショック時に形成した安値9076円(09年11月27日)までは下値目処が見出しづらい。下落局面では信託銀行の買い越しが膨らむ傾向が見られるが、あくまで押し目買いが中心であり、下値警戒感は依然として強いと考える。

なお、日柄面ではヘッジファンドの「45日ルール」に伴うポジションクローズも警戒されるが、直近の外国人投資家の注文動向は買い越し姿勢が続いており、こうしたポジションクローズの流れは日本株へのショートカバーを誘発し、下支え要因となる期待はある。ただし、背景には投資家のリスク回避志向があるだけに、「閑散に売りなし」の状況下でも上値の重さは継続しそうだ。

■出遅れ修正など個別物色へ
こうしたなか、5日発表の7月末の東京都心オフィス空室率が2年半ぶりに低下したことをきっかけとする不動産セクターの急反発が目を引いた。また、国内四半期決算では、序盤こそ株価へのネガティブな内容に対する反応が目立ったものの、中盤以降は内需系の中小型株によるポジティブな内容への好反応が回復してきた。「先進国デフレ」と「株式先物売り」などの懸念からは距離の遠い出遅れ銘柄には、今週も水準訂正が進む期待感はあろう。

8/9-13は国内6月機械受注、中国7月消費者物価、中国7月小売売上高、中国7月鉱工業生産(いずれも11日)、インド6月鉱工業生産(12日)などの発表が予定されている。機械、商社など、新興国需要を取り込んで業績回復が鮮明なセクターへの出遅れ修正のきっかけを与えることを期待したい。また、全般は薄商いが見込まれるなか、四半期決算で好業績が確認された中小型株の一角には、短期資金を巻き込んだ物色意欲が改めて高まる期待があろう。また、高配当利回り銘柄への押し目買い意欲も依然として根強いと思われる。

《TN》 http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20100807-00934007-fisf-market
株式会社フィスコプレイス
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